理念と目的
FESのプラクティショナートレーニングプログラムは、プロフェッショナルコースとして過去30年以上にわたり毎年夏に開催され、世界各国から多くの人々が受講しています。FESでは、フラワーエッセンスのセラピストはフラワーエッセンスを臨床に用いることと、理論的な土台に基づいたセラピーを実践していくことを両立させていくことが、基本条件となるという理念に立っています。これには、人間の魂の霊的な本質への理解と、自然界の癒しの力を理解していくことが含まれます。「ヒーラーは汝自身を癒せ」という格言に沿ったプログラムが展開され、受講者は自分自身の人生経験に魂を浄化し成長させる基本要素を学び、発見する機会を与えられます。


クラスカリキュラム
以下の内容がバランス良く配分されています。

・レクチャーおよび質疑応答
・グループディスカッション
・スライドを見ながらの花の説明
・自然散策とフィールドトリップ
・パートナーとのカウンセリング実習とフラワーエッセンス選択
・芸術的考察と実践
・休憩と調整
・グループ交流



概 要

以下のようなトピックを中心として、
受講者の必要に応じて柔軟性のあるクラスが展開されます。

1. フラワーエッセンス療法における哲学的理念
〜魂のアルケミー(錬金術)への道程〜

 フラワーエッセンス療法においては、人生経験の中で、肉体と霊的な領域を統合しバランスさせていく側面をもつ私たち人間の魂を中心に扱います。魂の働きを通して私たちは、霊性に肉付けし、肉体に魂を根づかせていきます。フラワーエッセンス療法は、人間を化学合成物であるかのように扱う逆症療法に代表されるように、極端な物質主義の時代において身動きがとれなくなっている魂をすくい上げることが基本にあります。また、自然や社会生活、自分自身の身体との健康的な関係を欠き、過剰に知性に頼ったり、心霊的なまたは偏狭なスピリチュアルな方法に頼ったりしている人々をグラウンディングさせます。フラワーエッセンス療法が、他の療法にうまく組み合わせることが出来る一方で、精神病治療、薬草学、アロマテラピーや従来の心理療法などとははっきりと区別されるユニークな特徴があります。クラスでは、魂のアルケミーの道程としてのユニークな特徴に焦点を当てながら、他の療法との類似点や相違点を探っていきます。

2. フラワーエッセンスの選択:理論と実践

 最も適切なフラワーエッセンスを選択する能力は、プラクティショナーの技能にかかっています。FESのこれまでのリサーチと経験によって、いかなる場合でも一つのケースに対してたった一つの選択はあり得ないということが判明しています。むしろ有効な選択は複数あるということです。有効な選択はどのようになされるのか?どのような過程を通してフラワーエッセンス療法の方策が採られ、適切なエッセンスが選択されていくのか?それは、エッセンスに関して全体的な知識を得ることに加えて、最も重要な技能は、クライアントとのコミニュケーションであり、その人の魂が表現する顕著な特徴を察知してフラワーエッセンスとの関連性を見いだしていくことです。クラスでは、アーキタイプレメディの選択方法のガイダンスも含み、パートナーとのカウンセリング実習の中で良く耳を傾けること、質疑、ケーステイキング・スキルなどを学びます。

3. コンビネーションエッセンスの原理

 フラワーエッセンスは、魂の繊細な糸を共鳴させる音楽の旋律のようであると表現できます。異なるエッセンスを組み合わせるとき、どのようにすれば複数の音色を癒しの和音の中にとけ込ませ、ハーモニーをかもし出すことが出来るのでしょうか?どのようにすれば、魂に気づきを与え成長を助ける創造的な不協和音を作り出すことが出来るのでしょうか?クラスでは、数種類のフラワーエッセンスの基本原理;類似性、極性、測定、分離、統合などを学びます。たとえば、バッチ博士のレスキューレメディに代表されるような三角形がクロスする五角形の幾何学模様を原理としたコンビネーションなど、実際の例を挙げながら説明されます。さらに、主要なテーマである植物の育つ環境、植物学的特徴、色などの全体の形成を深く洞察します。有効な結果が報告されている、さまざまなケースも紹介されます。

4. 自然界の言語を読みとる 〜フラワーエッセンスの植物プロフィール〜

 フラワーエッセンス療法のプラクティショナーにとって重要なことは、エッセンスとなる植物の特性を知ることです。フラワーエッセンスは自然界の魂を人間の魂へ伝えています。植物は、育つ環境や環境の構成元素に関連して色、形、香り、成長パターンなどを通してそれぞれのヒーリングの特性を表現しています。さらに植物学的な関連性や、薬草学、医学的な特性、伝承などを学ぶことによってより深い洞察を深めていきます。FESのゴールは、受講生の皆様が、自然界の力の表現としての植物のもつ癒しのパワーとの間に生きた関係を確立する手助けをすることです。フラワーエッセンスを学び、認識していく状況の中で、あなたは自分のヒーリングの実践において、より研ぎ澄まされた繊細さと意図をもってフラワーエッセンスを使っていくことが出来るようになるでしょう。

 FES北アメリカエッセンスとバッチ博士のイングリッシュレメディの花の写真を見ながら、また実際に自然の中を散策しながら実際の植物観察をします。植物分類は、フラワーエッセンスの効用と植物の特性の関連を見ていくには強力なレンズとなり得ます。個々の参加者には、一つの植物を選びその形容を想像力と知覚力でもって深く観察する機会が与えられます。

5. 治療の原則 〜ケーススタディを学びながら〜

 フラワーエッセンス療法の原理、原則は、FESが集積したケーススタディを紹介しながら説明されます。FESでは、初期の症状の一時的な緩和や解放を越えたところの潜在的に内包している長期的な変化に重きを置きます。これらのさらなる段階は、魂が抱える問題を認識し気づきをもたらし、苦悩や極性を調和させ、最終的には魂に生きるバイタリティを与えてその目的を新たにすることが含まれています。すべてのセラピーの旅路が、これらの全ステージを通過していくことはないかもしれませんが、プラクティショナーがフラワーエッセンス療法を通して到達できるという完全なヒーリングの可能性をヴィジョンに描くことが必要です。

6.“メタフローラレベル” 〜フラワーエッセンス療法における魂の深遠な変化〜

 FESではリサーチを通して、長期的なフラワーエッセンス療法の中で個々の魂がより深いレベルでの領域を表す地図を作成しています。それは、ヒーリングの“メタフローラレベル”と呼ばれます。メタフローラレベルに表される段階は、魂の外側に現れている症状の緩和や行動の変化を示す以上に、広く人間の可能性を示しています。フラワーエッセンスは感情面の気づきをもたらすこと、健康的に変容させること、気づきと変化に触媒作用を及ぼすこと、人生の目的を明確にすること、繊細さと創造力を育てること、人生の課題とその関係性において責任を持つ勇気を発現すること、人生における霊的な意味と究極の価値に尊敬の念を持つこと、そしてすべての生きとし生けるものに対する思いやりと愛情を持った自己のより広いアイデンティティを創造する働きをする資質をそなえています。クラスでは、プラクティショナーがクライアントへのヒーリングをより深く広くすることを手助けするために、魂の成長モデルであるメタフローラレベルの用い方を学びます。


7. 特定の人や状況におけるエッセンスの使用法

 クラスでは、FESのケーススタディの中から紹介するとともに、受講生の中から臨床ケースをシェアしていきます。

・子ども ・心身症
・アニマルケア ・環境に過度に繊細な場合
・高齢者 ・職業についての発展
・癒す植物と自然環境 ・拒食、過食、食事不全
・緊急時の手当について ・トラウマや虐待からの回復
・ホスピスと末期医療 ・女性および男性に特有な問題
・薬物常用 ・一般的なヒーリング
・家族システム ・霊的危機



修了証の授与
このインテシブセミナーに参加され、すべてのクラスプログラムを受講しセミナー中の提出課題を完了された方に対して、プログラムの最終日に修了証が授与されます。